Press release

ITシステム導入と利用に関して Pendoが企業内責任者への実態調査を実施

導入経験のあるシステムは、グループウェア・ビデオ会議・自社開発が上位に
最も影響力のある情報源は、お付き合いのあるSier
投資効果測定(ROI)に苦戦する企業も多数存在

企業向けにソフトウェア・アプリの定着化ソリューションを提供しているPendo.io(本社:米国ノースカロライナ州ローリー、以下Pendo)の日本法人Pendo.io Japan株式会社(所在地:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:高山 清光、以下Pendoジャパン)は、2020年以降に従業員500人以上の企業に所属されていた方の中で、「システム導入最終意思決定者」に対して調査を実施いたしました。
今後もPendoは「誰一人取り残さない国内総DX」の実現を目指し、「ソフトウェアを使いやすくするソフトウェア」として、関係企業・団体の皆様にとって有益な情報を発信してまいります。

  • TOPIC
    1.コロナ禍の世相を反映してか、導入経験のあるシステムは、1位「グループウェア」2位
    「ビデオ会議」3位「自社開発」
    2.最も影響力の大きい情報源は、お付き合いのあるSIer
    3. システム導入の費用対効果(ROI)設定にあたり、定性的な改善項目の数値化に難儀
  • 調査概要
    調査方法 : インターネットによる全国アンケート調査
    調査対象 : ①システム導入に際し「最終決定を行う」
      または「意思決定に影響のある意見を言う」お立場にある方
      ②2020年以降に企業にご所属されていた方
      ③従業員数500人以上の企業にご所属されていた方
    有効回答数 : 106サンプル
    ※本リリースでは、システム導入最終意思決定者の50名のデータを使用
    調査実施日 : 2021年12月20日(月曜日)~12月27日(月曜日)
  • 調査① 
    自分の属する組織に対して導入したことのあるシステムは、
    1位「グループウェア」2位「ビデオ会議」3位「自社開発」というランキングとなった。
    コロナ禍により働き方が変容し、より業務効率化やコミュニケーション活性化が期待できるグループウェアや、リモートワークでもコミュニケーションを円滑にとることができるビデオ会議などの採用に至ったと推察できる。

  • 調査② 
    新しくシステムを導入するに至ったきっかけとしては、「経営陣から言われた」が最多となった。
    ※その他の回答(抜粋)
    ・老朽化更新、DX化の流れ、社内からの需要に応じてのシステム開発要望があったため。
    ・個別部門最適でサイロ化しているシステムの現状と業務プロセス改革の必要性に鑑み、自ら提案した。

  • 調査③
    システムを導入する際に重視する経路としては、すでに付き合いのあるSIerが1位となった。

  • 調査④
    ROIを設定する上での課題を聞いたところ傾向として、簡易算定方法の策定に関して、ROIを定量的に出すことなどに課題があることが見えてきた。経営陣への報告のため、自身が効果を測定するためなど、目的はいろいろとあるが、数値化、定量化、言語化など、難しいということを理解しながら、どの企業もそれぞれの努力で設定している。

    Q. ROIを設定する上での課題

    ◎簡易算定方法の策定に課題
    「システム経費を比較することはできるが、生産性の向上を数値化するのにABC/ABMを行なわないと説得
    力のある数字にならないが、そこまで精緻に数字を把握するには、追加の工数が必要となる。システム導
    入効果の簡易算定の方法を策定する課題が残っている。」

    ◎定性的な改善項目の数値化に課題
    「定性的な改善項目の数値化に難儀」

    ◎ROIを定量的に出すのが難しい
    「数値で測れないものもあるため、一律ROIを、とはできない。例えばグループウェアでは、働く場所の制約がなくなったり、チャット等で他部署間のコミュニケーションが取りやすくなり、仕事のスピードがあがるが、数値としては試算し難い。」

  • 調査⑤
    システムを導入する際に、ROIをあげるための工夫、取り組みについても各企業に伺った。システムに早く慣れてもらい、効果を出すために啓発活動を行った、定着化させるためのサポートを工夫しているなどの導入後のアクションに加え、導入前には、どれくらいのニーズがあるのかの調査を行うなどの取り組みも見られた。関連部署を巻き込む、部門連係をスムーズにするための工夫についても言及が多くあった。

    Q. システムを導入する際のROIを上げるための工夫、取り組み

    「システムを正しく使いこなすための、説明会の実施を行なった。新しいシステムにできだけ早く慣れてもらい、効果を少しでも早く得られることが重要である。各部門にシステムがある程度わかる人に窓口になってもらい、窓口を通して、啓蒙活動を行なった。」

    「とにかくアクションドリブンにならないように、課題の真因を突き詰めて、真因を潰すシステム導入計画を作る・ほとんどの人はコンサバで今を変えたくないのが普通。決めた業務プロセス、決めたルールを必ずしも守るとは限らない。導入後にそれを徹底し定着させる動きをしなければ駄目。」

    「「現場やエンドユーザーの利便性がどれ向上したか」や「システム導入によりどれだけ作業工数や管理工数が削減されたか」など、定性的な指標からも定量的な数値に換算したり、KPI設計していく必要がある。」

  • 調査⑥
    システムの利用率が低い状況が続いた場合に、取った対応に関して最も多いのは、現場部門の担当者のアサインによる利用支援であった。また、約半数がシステム使用をやめるという意思決定を下している。

  • Pendoについて
    Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、世界7拠点にオフィスを構え、従業員は800人以上にまで拡大。顧客企業は、米Salesforce.comや米Trend Microなど2000社を超えており、「フォーチュン500」企業にも多数導入されています。Pendoはコミュニティ活動やイベント、ポッドキャストなどを通じて、世界中のデジタルリーダーの成功を サポートすることを目指しています。2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。
    公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about
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    Pendoジャパン 広報担当:土屋
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